どうもハジメです。
今回は、ソーシャルゲーム業界の企業さんを売り上げ、営業利益、純資産、従業員の観点で企業体力に当たるような部分を調べてみました。
転職や就職を考えている方は企業分析する際に、活用くださいませ。元のソースに関しては全て各社のHPから引用しております。
全体的に2019年期の決算の情報になるかと思います。
調査した企業様は以下の会社です。(アイウエオ順)
ガンホー、GREE、コナミ、コロプラ、サイバーエージェント、スクエニ、セガ、DeNA、バンナム、任天堂、mixi
今回の内容はこんな感じ。
- 各社の売り上げ、利益率
- 各社の純資産
- 各社の1人あたりの利益
- まとめ
1 やはり任天堂は別格のスゴさ!
まずは売り上げと利益率からです。
売り上げの大きさはやはり任天堂は別格ですね。
(単位:百万円)
売り上げ

1位 任天堂 1,200,560
2位 サイバー 453,600
3位 コナミ 262,500
4位 バンナム 254,441
5位 スクエニ 173,214
6位 ミクシィ 144,032
7位 DeNA 124,116
8位 ガンホー 101,392
9位 グリー 70,036
10位 コロプラ 38,920
11位 セガ 18,773
利益率

1位 セガ 37.3%
2位 ミクシィ 28.5%
3位 ガンホー 28.0%
4位 任天堂 20.8%
5位 コナミ 19.2%
6位 バンナム 12.7%
7位 スクエニ 11.5%
8位 DeNA 10.9%
9位 サイバー 8.4%
10位 グリー 7.7%
11位 コロプラ 7.6%
・ポイント1
任天堂はすごい
全体を見ると売り上げの大きさと利益率の大きさに関しては任天堂が大きいですね。
コンシューマーやハードの販売も世界的に行っているので、圧倒的ですね。さらに良ゲーも今なおリリースしているスゴさは納得かと思います。
・ポイント2
ソシャゲトップ級の効果強さ
売り上げの規模が大きくはないですが、
ミクシィとガンホーの利益率は高めですね。
(おそらくモンストとパズドラの威力がスゴそうですね)
・ポイント3
数値からは測れないコナミ、セガ、サイバー
売り上げの小ささと利益率の高さからセガの数値はホールディングだけの数値かもしれないですし、
コナミでは、ゲーム以外でもフィットネスだったり全く他業種にもビジネスを展開しています。
サイバーエージェントも同様で、ゲーム単体では1520億ほどで、スクエニやミクシィに接近している状況です。
セガに関してはすいません。多分ホールディングスのみの売り上げの気がしています。実際はもっと数字がいいような気がしています。明らかに低すぎますし、、。
2 純資産もも任天堂は別格ですね、、、。
続いては、純資産に関してです。
会社の体力に当たるようなところでしょうか。

1位 任天堂 1,414,798
2位 コナミ 395,800
3位 DeNA 296,460
4位 サイバー 224,876
5位 ミクシィ 192,068
6位 スクエニ 158,763
7位 バンナム 137,927
8位 セガ 130,853
9位 グリー 108,683
10位 ガンホー 105,008
11位 コロプラ 74,740
・ポイント1
任天堂は圧倒的ですね。
やはり歴史と運営の堅実さ安定したリリースタイトルの開発などで頭一つ出てますね。
ゲーム開発に携わる人間でしたら一度は任天堂の財務健全性に関しては耳にすることがあります。
・ポイント2
DeNAが上位に躍り出始める。
やはりモバゲー時代から一気に成長したDeNAは、資産は一定以上溜まっているようですね。
・ポイント3
ミクシィの健闘
会社の大きさから考えるとこの水準まで、上がってくるのはすごいのではないかなと思いました。モンストのパワーでしょうね。
3 1人あたりの利益率に関して

1位 ミクシィ ¥44.4(925人)
2位 任天堂 ¥40.8(6,113人)
3位 ガンホー ¥23.5(1,204人)
4位 サイバー ¥7.2(5,282人)
5位 DeNA ¥5.5(2,437人)
6位 コナミ ¥4.8(10,454人)
7位 バンナム ¥4.4(7,391人)
8位 スクエニ ¥4.3(4,601人)
9位 グリー ¥3.2(1,712人)
10位 コロプラ ¥2.2(1,350人)
11位 セガ ¥0.9(7,993人)
・ポイント1
ミクシィ凄くないか。(モンスト効果かな)
従業員からかなりの利益を生み出していることになりますね。
水準としては任天堂に近いレベルまで引き上げられています。というか任天堂も凄くないか、、、。
・ポイント2
結構肉薄する水準かな。ガンホーが一つ頭が出ているが、それいかの会社は近い数値ですね。
4 転職を健闘する場合
各社を売り上げなどの数字だけの観点でまとめてみました。
こちらも検討材料の一つにはなると思います。
他にも
自分自身の判断基準や転職動機などを考える際にはこちらも参考にしてみてください。
もう一方で、
数字やデータ、自分自身の中で考えらえることを超えて、文化や周りからの評判、市場などに関してはプロに相談してみるのもありかなと思います。
そういったときに一つの選択肢として
転職エージェントを利用してみるのも一つの手かなと思います。
このあたりのエージェントなども一般的ですので、検討してみてはいかがでしょうか?