どうもハジメです。
今回はあのダクソシリーズを開発している、フロムソフトさんのSEKIROをプレイして、開発的な観点で感じたことを書いてみたいと思います。
おすすめ度
一般プレイヤー
★★★☆☆
(難しくて進められないかもしれない)
ガチゲーマーの方
★★★★★★
ぜひ、アクションゲームでバリバリキャラクターを操作するのが好きな方は絶対やるべき。
ただ、ライトにアクションゲーを楽しみたい人は、やめた方がいいかな。あくまでの死にゲーの最高峰だと思っていただければと思います。
難しい操作やタイミングをうまくなれてきて、敵を押し切れ出してくると、自分の成長を感じられて、達成感はひとしおです。
基本的な用語
1 攻撃、弾き、ガード、ステップ、ジャンプ
攻撃:R1 通常攻撃。
弾き:L1 相手の攻撃に合わせて、タイミングよく押すと、弾きができる。ダクソで言うところのパリイ。
ガード:L1(長押し) いわゆるガード。
ステップ:◯ 緊急回避やローリングに似ているが、無敵時間は存在しないので、相手の当たり判定を完全に避けないと攻撃に当たってしまいます。
ジャンプ:× いわゆるジャンプです。
2 体幹ゲージ、忍殺マーカー
・体幹ゲージ
画面上に表示されているゲージのこと。
相手:このゲージが満タンになると確実に忍殺が決められる。
これ以上防御ができなくなる状態。
このゲージを貯めるには、こちらの攻撃を防御させたり、
弾きを決めたりする必要がある。
自分:ガードをした時に、このゲージが蓄積される。
ゲージがいっぱいになるとこれ以上ガードができない。
・忍殺マーカー
ボスなどの強敵にのみついている。
このマーカーの分だけ忍殺を決めないと
ボスを攻略することができない。
3 忍殺
本作の特徴の一つ。
忍殺を成功させるにはいくつか条件がありますが、大きくは2点。
・相手の体幹ゲージを貯める
相手の攻撃をうまくさばいたり、
・不意打ち
相手が臨戦態勢に入っていない状態で
背後から忍殺マーカーが表示されている時に攻撃する。
3 数珠玉
4つずつ集めると、プレイヤーのHPと体幹ゲージの上限を上げる。
中ボスを倒すと基本ひとつもらえる印象があります。
4 スキル成長
敵を倒すたびに蓄積されるポイントで、スキルを振って、キャラクターを強化する。
経験値みたいなものでダクソで言うところのソウル。
5 しゃがみ、鉤縄
しゃがみ:L3 しゃがむことで相手から見つかりにくくなったり、茂みに隠れることができる。
鉤縄:L2 鉤縄をかけられるポイントに縄をかけて移動ができる。
6 流派技、義手忍具
流派技:L1+R1 スキル成長によって習得できる技。
多段攻撃を放ってくれる。
義手忍具:R1 同時に3種類の技をセットできる。
プロっぽくなるポイント!
1 まずは忍殺を決めよう!
忍殺は、決められると気持ちいいですね。
通常の戦いでも余裕でプレイヤーの死亡がありえる本作。
1発で敵を倒すことができる忍殺は爽快感すごいです。
・茂みに隠れて忍殺!
多くの敵を同時に相手にする状況もあるのですが、
茂みに隠れて1体倒すだけでも嬉しい。
・高いところから不意打ち!
高いところから複数の敵の配置を確認してから、
空中から不意打ちを仕掛けて忍殺する!
・体幹ゲージを貯めさせて忍殺!
弾きやこちらからの攻撃をかぶせて体幹ゲージを上げきって忍殺を決める!
慣れてくると敵に合わせて攻撃の戦術を変えて戦うところも実際の戦闘っぽくて戦国時代で戦っている感じ。
など、各個撃破を徹底して、敵の戦力を落としていく感覚は
本当に任務を実行する忍者そのもの!
2 城攻めの攻略性
個人的には好みの仕様ではありましすね。
・遠距離攻撃を打ってくる相手を先に倒す!
集団戦の鉄則ですかね。
操作キャラの動きも速く逃げやすいので、近接キャラから逃げるのは結構簡単です。
ただ、近接キャラと戦っているときに遠距離攻撃(弓・鉄砲)が飛んでくると結構当たっちゃうので、真っ先の飛び込んで倒した方がいいですね。
・強力な雑魚キャラを先に忍殺!
雑魚キャラでも結構でかくて厄介なキャラがいます。
ただ、忍殺で一撃で倒せるます。
そいつらがいて、他にも集団で敵キャラがいる状況などは姿を隠して忍び寄り背後を取って忍殺を決めてやりましょう!
・ピンチになったら鉤縄で逃げて状況把握!
集団戦は無理に、多数を相手にせずに鉤縄で高いところに逃げて、
状況を把握しましょう!
一体ずつ確実に各個撃破を意識して敵戦力を確実に削って行きましょう!
3 強敵を攻略する!
・戦うスタイルを決める
これ結構大事だと感じました。
中途半端な行動指針だと、敵を攻めきれずにこちらが負けます。
なので、こいつへの対応策はディフェンスメインなのかどの相手の攻撃の後に、こちらが攻めるのかをはっきりさせる。
でないと、体幹ゲージを上げきれない状態でこちらが対応しきれず負けるケースが多いと思います。
・敵の攻撃パターンをよく見る
開発者も気をつけてここを作ると思いますが、わずかなモーションの差があります。
とわ言え、全部見切るのは普通の人は難しいです。
なので、弾きをする攻撃を明確に決めて、どの攻撃を避けるのか、その後に攻撃を入れるのかを決める。
敵の狙いやすい攻撃は、払い系なのか、縦振りなのか、
右方向からか、左方向から切り始めるのか?
ひとつひとつ狙えそうな攻撃を見極めて行きましょう。
・義手忍具を有効に使う。
これボスによっては通用するものも存在しますね。
例えば
火吹き筒:序盤の赤鬼もそうですが、怯みが入って攻撃を入れやすくなります。
爆竹:決めることができれば相手がひるむことが多く、こちらも攻撃を入れやすくなります。
など、その特性を上手く使って
ボスの攻略に役立てるといいと思います。
・HPを削るほど、体幹ゲージの回復が遅くなる。
体幹ゲージは時間とともに回復してしまう仕様があります。
弾きを中心に立ち回りをしても、相当上手い人じゃないと全ての攻撃に対して
連続で決めることはできないでしょう。
そこで、HPを減らしていくと、体幹ゲージの回復が遅くなります。
着実にHPを削りながら、敵を攻めて行きましょう!
・不屈の精神力!
とは言え、死にゲーです。
何度死んでも、相手を攻略してやると言う気持ちを持っていないと
強敵を倒すことはできないでしょう。
相手の行動など負けながら体に覚えさせて様々な戦い方を工夫して
攻略の糸口を掴んで行きましょう!
4 カスタマイズ・成長要素
に関して紹介してみたいと思います。
・義手忍具が増えて戦術の多様性が生まれる。
忍具の種類が結構あって、戦いかた自体の選択肢が結構増えます。
新しい忍具を手に入れること自体が結構嬉しく感じられるので、
勝てないボスなどは忍具を集めてから挑むのもよしです。
・密かな育成要素で、成長感を感じる。
スキルの成長や義手忍具への成長が自分の好きなものから成長させられる仕様です。
これによってわずかながらも成長感を感じながら
プレイを続けていけますね。
・数珠玉を集めてHP、体幹ゲージを成長!
これわざとだと思うのですが、意外と数珠玉を持っている中ボスの方が結構戦いずらい印象がありますね。
と言うのも、
集団の中の一人として存在しているのもあって、再戦するのが結構面倒なんですが、
着実に倒して、成長させて行きましょう!
最後に
SEKIRO(立ち回りのバトル)を支える仕様とバランスに関してコメントさせていただきたいと思います。
回生と瓢箪の回復量が少ないことに関して。
ダクソと比べてHPを高くする前提のゲームだと、その分、エストの回復量をあげないと納得感がない。
しかし、今回はおそらく、立ち回りの勝負をさせたかった。
なので、HPが結構低めにしたかった。
それの救済も込めて回生の仕様が生まれた気がする。
立ち回りにおいて、瓢箪の回復量が異常に少ない。
あくまでもプレイミスの分の保険。基本的に敵の攻撃を食らうなと言うバランスに仕上がっている。
なんとも潔のいいゲームですね。
さらに、縛りプレイや短時間でクリアしようとするプレイヤーにとって絶妙な塩梅を保っている。
なんらかの縛りや時間をかけたくない人とって寄り道ができない。
つまり、数珠玉や成長を不十分な状態で強ボスと戦うわざるを得ない状況になる。
それをクリアする強者は相当すごいプレイヤーとなれる。
なんと、このような鬼畜なバランスまでも成立させている。
と言うのが、本作。
読むだけで、できそうにないと思う方もいるかもしれませんが、
それを超えていった先になんとも言えない達成感がある。
それがこの作品なんだと思います。
それでは、以上がSEKIRO:SHADOW DIE TWICEを
プレイしてのまとめとなります。
アクションゲームが好きな方は
ぜひ、挑戦してみてください!